11月 21

photo credit: aussiegall
前から気になっていたオープンソースのテスト管理ツールTestLinkをインストールして使ってみました。
好ましいと感じたポイント
- テスト仕様とテスト計画が独立しており、テスト計画でどのテストを実行するかを選択することができる。特定機能だけの再テスト計画を作成するなど、柔軟に使えそう。
- テストケースにキーワードを設定し横串で検索できる。(境界・限界、異常系、追加テスト、顧客受入テスト…)
- 簡単な要件管理機能がありテストケースと関連付けてテストカバレジを参照できる。
- テスト計画やテストレポートをHTML、Word、Excel、OpenOffice形式で出力することができる。顧客や社内向けに簡単に「紙で」状況を報告できる仕掛けがあるのは嬉しい。弊社のプロジェクト管理ソフトProjectscapeのレポート機能、印刷機能と同じ思想。と、少し宣伝(^^;
- 失敗したテストケース、ブロックされたテストケースのみを出力したり、担当者がアサインされていないテストケースを抽出したりなど、実際の現場で役立ちそうな機能がある。
- 「要件に基づくレポート」機能はスケジュール遅延や品質が悪い場合ケースで、事前に顧客へ制約事項を提示するのに便利そう。
こうだったら良いのに…と感じたポイント
- ユーザインタフェースが直感的でなくテスト計画・テストスイート・テストケース・要件仕様ドキュメント・要件・ビルドなどのTestLink用語の意味と関係性を事前に理解しておかないと、どう操作して良いかわかりにくい。
- 要件管理機能がシンプル(要件を階層的に管理できない、要件IDがツリーに表示されない、要件からテストケースを作成できないなど)OSRMTなど他の要件管理ツールとの連携ができないか。
好ましいと感じたポイントが6つ、こうだったら良いのに…と感じたポイントが2つということで、個人的にはかなりのポテンシャルを感じるツールです。
実際のプロジェクトで使い込んでみたいと思います。
最後にインストールして動かすまでにハマったポイントについてまとめておきます。
テストケースと要件を関連付けを行うと以下のエラーが表示される。
Fatal error: require_once() [function.require]: Failed opening required 'tlAttachmentRepository.class.php' (include_path='.:/usr/share/php:/usr/share/pear:.:/var/www/testlink/lib/functions/') in /var/www/testlink/lib/functions/common.php on line 109
TestLink :: View topic – Error while assiging reuirements to test casesにある通り、/var/www/testlink/lib/functions/common.phpへ以下の行を追加。
require_once("testproject.class.php");
グラフに日本語が表示されない。
こちらを参考に日本語フォントをインストールして設定ファイルを変更。
関連・参考リンク
- きちんと学びたいテストエンジニアのためのTestLink入門
- 脱Excel! TestLinkでアジャイルにテストをする
- TestLink使用レポート — ありえるえりあ
- TestLinkがExcelのテスト仕様書よりも素晴らしい点: プログラマの思索
- TestLinkの可能性: プログラマの思索

