5月 30
5月26日に「システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会」が、非機能要求の検討を支援するためのツール群「非機能要求グレード」を公開しました。

非機能要求グレード検討会 | NTTデータ
このガイドは、
- 開発するシステムのイメージに近いモデルシステムを選択する
- 主要な要求項目の要求レベルをチューニングする
- 詳細な要求項目の要求レベルを確認する
という流れで使うようになっており、非機能要件として定義すべき項目が網羅されています。非機能要件とは、情報システムの品質や性能、障害耐性への耐性のことですね(最大トラフィック時の応答時間など)
要件定義工程では、お客様のビジネス上の課題を解決するために、システムとして具備する能を定義する、いわゆる機能要件にスポットライトが当たることが多いですが、「非機能要件」の明確化も忘れてはいけません。
非機能要求が曖昧なまま開発を進めると(実際こういうケースは意外に多い…)、カットオーバー直前の性能テストで「こんなレスポンスじゃ使えない」、「ハード増強の予算なんて取れないよ!」など、さまざまな問題が発生してしまいます。
大手のSIerで、は社内で独自に同様の規準やテンプレートを持っている(持っていた)と思いますが(昔所属していた会社にもありました)、このようにオープン化することで、さらなるブラッシュアップを図れるのではないでしょうか。
小規模なSIでも「非機能要件」の明確化は重要です。「非機能要求グレード」のようなツールや規準が社内に存在しないプロマネの方は、目を通してみてはいかがでしょう。
5月 30
マインドマップは心理学者トニー・ブザンが開発した手法。真ん中に議論の中心になる言葉を書き、そこから放射線状に枝を伸ばし発想を展開していく。
利用シーン
ブレーンストーミングなど意見を発散したい場合に使うと効果的。増殖するマインドマップをみながら、発想のまま書いていくことにより、さらに新たな発想が生み出されていく。
会議ではホワイトボードの中心にテーマを書き、自由に意見を出してもらいながら枝に展開していく。できればイラストなどを入れてビジュアルしたり、枝の固まりを違う色で囲んだりして見ていて楽しいものにするとよい。
具体例

パソコンを使ってマインドマップをまとめたい場合は FreeMindやXMindなどのマインドマップ専用アプリケーションがある。この他にも有償のものがいくつかあるが、FreeMindもXMindも無償で利用可能なので、まずはこれらを試してみてはどうだろう。
個人的には機能が豊富で操作性も優れているXMindをオススメする。
上のマインドマップはXMindで作成しPNG形式で出力したものだ。カラフルな表現ができることを示すために、ややコテコテの仕上がりになっているが、このように画像を使ったり境界を定義して色を付けたりするのも簡単である。
プロジェクタでXMindのマインドマップを表示・編集しながら意見を出し合い、会議が終了したらすぐに参加メンバーへメールで送る…なんていうのもスマートで良いかもしれない。
マインドマップについては関連書籍が多数出版されている。詳しく知りたい方はこのあたりをどうぞ。
遠竹 智寿子 月刊アスキー編集部
アスキー・メディアワークス
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トニー・ブザン バリー・ブザン
ダイヤモンド社
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遠竹智寿子、月刊アスキー編集部
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トニー・ブザン
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5月 30
利用シーン
業務プロセスのムダを見つけたい場合や、問題が発生しやすい作業フローを見つけたい場合に使用する。業務プロセスを可視化しブレーンストーミングすることで、それまでは「常識として疑わなかったが実はムダな作業やプロセス」をみつけやすくなる。
具体例

- 関連する部署を書き出し、それぞれの間に線を引く。ここでは「担当者」「人事部」「移動希望部署」を設定した。
- 業務プロセスを構成するタスクを抽出し1つの箱として表現する。
- タスクの実行順序や流れはボックス間に矢印を書いて表現する。関係部署、タスク、実行順序を把握することが目的なので、特にフォーマットにはこだわらなくて良い。
- プロセスマッピングが終わったら全体を俯瞰し、改善策をブレーンストーミングする。
このとき、関連部署の出席者有無が議論の精度とスピードに大きな影響を与える。このため、極力、議論できる担当者に出席してもらえるよう、事前に各部署へ要請しておくと良い。